これは何かの呪いなのか。天皇賞・春はなぜか1番人気が来ない [競馬の話題]

5月4日に行われた天皇賞・春を制したのは昨年の覇者、フェノーメノでした。

昨年に優勝した実績があるにも関わらず、4番人気だったわけですが、この馬が強いことは何となくわかっていました。問題はそれよりも1番人気です。天皇賞・春の1番人気はキズナで、単勝は1.7倍です。

しかし、天皇賞・春はなぜか1番人気が来ない「呪い」みたいなのがあり、過去の8年のレースを振り返ると,1番人気で勝利したのは2006年のディープインパクトのみです。つまり、1番人気が来ない呪いは8年間、継続されていることになります。その分、1番人気は外しやすいわけなので、競馬ファンがどう考えるかはとらえ方次第かと。

ですが、天皇賞・春の1番人気はその時代にもっとも優れた馬だったりします。ゴールドシップ、オルフェーヴルといった名馬が挑戦しても、勝てなかったレースです。キズナもまた、今年を代表する名馬といえますが、それでも勝てませんでした。

天皇賞・春に1番人気が来ない呪いはわりと信憑性が高いわけです。ただ、もう少し考えると、京都競馬場のコースと距離が何かしら関係あるのではないかと。コースの相性というものが名馬ほど悪いのかも。

 

キズナ、ゴールドシップなど続々と強豪馬が集結。天皇賞・春(GI) [競馬の話題]

5月4日はいよいよ天皇賞・春です。今年の天皇賞にはキズナ、ゴールドシップ、ウインバリアシオン、フェノーメノ、フェイムゲームなどといった馬が登録しています。この中で気になる馬といえば、キズナとゴールドシップでしょう。今回はこの二頭を中心に見ていきます。

■キズナ

昨年はダービー馬となり、そのまま海外へ遠征してニエル賞、凱旋門賞に出走します。凱旋門賞では4着となったことで、キズナの評価がさらに高まりました。その後、しばらくは出走していなかったのですが、今年の4月6日、産経大阪杯(GⅡ)でより強く、たくましくなった姿を披露しました。すでに同年齢では敵はいないでしょう。しかし、天皇賞は古馬との戦いであり、あのゴールドシップが出てきます。

■ゴールドシップ

2013年、宝塚記念を制覇した後、調子が悪かったゴールドシップ。しかし、2014年の3月23日の阪神大賞典で見事に復活してきました。すでに4冠なので、春を制すれば5冠馬となります。実績、実力と共に申し分なし。キズナがどこまで戦えるか注目したいです。

また、昨年は5着で終わったため、ゴールドシップ陣営側も雪辱を果たすために本気で仕上げてきそうです。
 
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トーセンスターダムが皐月賞を制するのか [競馬予想]

皐月賞で有力馬といえば、まず名前が挙げられるのはトーセンスターダム。きさらぎ賞を勝って3勝0敗と負けなしで皐月賞まで駒を進めてきました。馬の値段と実力が必ずしも一致するわけではないですが、セレクトセールで2億6000万が付いたディープ産駒ですから、ファンからの期待はかなりのものでしょう。

さて、問題なのは3レースを振り返ってトーセンスターダムが本当に強いのかどうかです。レースの内容を見れば3戦とも接戦を制したように見えます。特にきらさぎ賞では先頭で粘る無敗のバンドワゴンをゴールぎりぎりで捉えての辛勝でした。ただ、雪が降っていた影響もあるので、どちらも実力を出し切っていたかは疑問に残ります。

レース内容だけではとても強い馬には見えないのですが、ここで注目なのは3戦での上がり速さです。2歳新馬戦では34.7。京都2歳Sでは33.6。きさらぎ賞では34.7といずれも最速です。スピードだけを見れば他の馬より格上なのは間違いありません。

後は仕掛けるタイミングでしょうか。ただ、直線に坂があるコースはまだ体験していないんですよね。3戦しか走ってないので場慣れしているわけでもありませんし、持ち味のスピードを活かせるかは不安です。
 
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コパノリチャード強かった!高松宮記念(GI) [先週のレース回顧]

30日、中京競馬場の天候はなんと雨。

馬場の状態は不良となり、春のスプリンターを決定する高松宮記念(GI)は空に浮かぶ雨雲ように、荒れ模様の展開を予感させました。逃げ宣言していたハクサンムーンがスタートで出遅れるという展開から始まったわけですが、こうなってしまうと前に出るのは絶望的です。短距離、しかも馬場が重い状態では馬も前に思ったより進みません。そして、案の定、逃げ馬のコパノリチャードが1着となり、高松宮記念を制しました。

ハクサンムーンの出遅れは予想外ですが、コパノリチャードが上位に来るのは予想できました。これは阪急杯の強い勝ち方を見ていれば想像はできたでしょう。まさに阪急杯と同じような展開で、コパノリチャードが2着のスノードラゴンに3馬身差を付けての圧勝です。その後、3着にストレイトガールが入りました。

個人的な予想ではストレイトガールが1着と予想していたのですが、2着のスノードラゴンにも驚きです。あまり強い印象もなく、前走でもオーシャン(GⅢ)で2着といったもので、まだ、重賞で勝ったこともないんですよね。それが高松宮記念2着に滑り込んで来たわけですから、今後は穴馬として期待出来るかもしれません。
                    

最強のスプリンター、ロードカナロアの引退でどうなる高松宮記念(GI) [競馬予想]

ロードカナロアの強さは伝説級でした。まさに「絶対王者」と呼ばれるほどの圧倒的な強さとスピードを兼ね備えたスプリンターです。しかし、そのロードカナロアもすでに引退し、今年のスプリンター路線ではそのような怪物はおりません。そのため、今年の高松宮記念は多くの短距離馬が熾烈な激走を繰り広げることでしょう。

では、今年の高松宮記念は有力馬がいないのでしょうか。いいえ、実はあのロードカナロアにセントウルSで一度は地を付けているハクサンムーンがいます。ハクサンムーンこそ、次のロードカナロアのようになれる素質を秘めているかも。ただ、休み明けの3月8日に行われた夕刊フジオーシャンでは1番人気でありながら、13着の惨敗です。これでは高松宮記念はかなり不安になってしまいます。

ならハクサンムーン以外の新規勢はどうなのか。探してみますと、あの幻のダービー馬とさえいわれたフジキセキを父親に持つストレイドガールがいます。彼女は2014年のシルクロードSを勝っています。また、年末に高松宮記念の同コースの尾張Sを差し切り勝ちです。後はレディオブオペラ。今年の高松宮記念はこの三頭に注目したいと思います。
           
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